文献詳細
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文献概要
I. 前おき
成書や雜誌を見ると痔核の手術法として多くの術式やその変法が列べてあるが,これはどの手術法にも長短があつて唯一最善の術式がないことを裏書きしている.
肛門外科30年の体驗から観た個々の術式へ対する筆者の批判は,どの術式でも工夫熟練すれば好結果が得られると云う事である. 筆者の友人でパクレン燒灼器のみで肛門病を上手に処理している人がある. 要は手術法と云つても術式は從で,手技が主であるから熟練する事が肝腎である.
成書や雜誌を見ると痔核の手術法として多くの術式やその変法が列べてあるが,これはどの手術法にも長短があつて唯一最善の術式がないことを裏書きしている.
肛門外科30年の体驗から観た個々の術式へ対する筆者の批判は,どの術式でも工夫熟練すれば好結果が得られると云う事である. 筆者の友人でパクレン燒灼器のみで肛門病を上手に処理している人がある. 要は手術法と云つても術式は從で,手技が主であるから熟練する事が肝腎である.
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