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文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻1号

1995年01月発行

文献概要

カラーグラフ 内視鏡下外科手術の最前線・1

腹腔鏡下胸部食道抜去術

著者: 八幡浩1 杉野圭三1 滝口透1 吉岡伸吉郎1 内田一徳1 土肥雪彦1

所属機関: 1広島大学医学部第2外科

ページ範囲:P.5 - P.11

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はじめに
 腹腔鏡下外科手術の手技の特徴は,ビデオモニターを介する間接視と腹壁外からの非接触遠隔操作である.この手技を胸部食道抜去術に応用すると,食道裂孔からCCDカメラを後縦隔に入れて胸部食道をビデオモニター下に観察でき,腹腔鏡下手術用の鉗子で食道裂孔より手術操作が可能となる.
 私どもは,この腹腔鏡下手術の特徴を生かして,今までは禁忌と考えられてきた進行胸部食道癌に対する経食道裂孔的食道抜去術を行っているので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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