icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻1号

1995年01月発行

文献概要

特集 早期胃癌の内視鏡的根治切除

経腹的内視鏡的胃粘膜切除術

著者: 樫山基矢1 平尾雅紀1 高梨節二1 鈴木龍弘1 石後岡正弘1 河島秀昭1 山崎左雪1 内沢政英2 宮崎有広3

所属機関: 1勤医協中央病院外科 2勤医協中央病院内科 3勤医協苫小牧病院内科

ページ範囲:P.25 - P.29

文献購入ページに移動
 早期胃癌に対する治療の1つとして,当院では高張NaClエピネフリン液の局注を併用した内視鏡的粘膜切除術(ERHSE)を施行してきたが,C領域,M領域後壁などは手技的に困難な部位であった.最近このような症例に対し,腹壁および胃壁を小切開し,経腹的に内視鏡を挿入することによってERHSEを施行している(経腹ERHSE).経腹ERHSEはERHSEの適応を拡大する有効な方法と考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?