文献詳細
特集 早期胃癌の内視鏡的根治切除
腹腔鏡誘導下胃部分切除術と経胃瘻的内視鏡下胃内手術
著者: 山下裕一1 酒井憲見1 前川隆文1 秀島輝1 城戸和明1 衣笠哲史1 平城守1 白日高歩1
所属機関: 1福岡大学医学部第2外科
ページ範囲:P.43 - P.47
文献概要
腹腔鏡誘導下胃部分切除術は,腹腔鏡により病変部を同定し,その直上の腹壁を小切開し,体外で病変部の胃を部分切除する方法である.
経胃瘻的内視鏡下胃内手術は,小開腹にて一時的な胃瘻を作製し,径40mmのBuess型手術用スコープセットを胃内に挿入して病変部粘膜を切除する方法である.
これらの手術方法は操作が容易であり,内視鏡を用いた手術手技の1つとして有用であると考えられる.
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