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臨床研究
早期胃癌2,000例—前半後半にわけての検討
著者: 細川治1 山崎信1 津田昇志1 渡辺国重1 山道昇1 海崎泰治1
所属機関: 1福井県立病院外科
ページ範囲:P.91 - P.95
文献購入ページに移動診断技術の進歩と検診ドックの普及に伴い,胃癌が早期に発見される機会が増加している.しかし早期胃癌治療数が1,000例をこえた施設はいまだ多くなく,高木1)の調査によれば1991年で13施設を数えるに過ぎない.当施設でも1985年に早期胃癌が1,000例を突破しており,その後の蓄積により1993年に2,000例の早期胃癌を治療することができた.この機会に早期胃癌を前半1,000例と後半1,000例に分けて,その推移を検討した.
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