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文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻10号

1995年10月発行

特集 多臓器不全—患者管理の実際

症例報告:重症広範囲熱傷患者の治療経験

著者: 奈良理1 今泉均1 浅井康文1 鹿野恒1 森和久1 伊藤靖1 金子正光1

所属機関: 1札幌医科大学医学部救急集中治療部

ページ範囲:P.1311 - P.1317

文献概要

 熱傷は日常診療で遭遇する比較的頻度の高い疾患であるが,その程度は外来通院でよいものから集中治療管理を必要とするものまで様々である.特に重症広範囲熱傷患者の治療には,初診時における重症度の診断と適切な初期治療が重要となる.さらに,経時的に推移していく病態を理解したうえで,臓器障害に陥らないように先手を打つ治療が必要となる.そのためには,呼吸・循環管理のほか,代謝・栄養管理を含めた広範囲な知識と患者管理技術とともに,長期間におよぶ綿密な患者管理を行ううえで多くのスタッフの協力が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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