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文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻11号

1995年10月発行

特集 術後1週間の患者管理

Ⅰ.術式別:術後1週間の患者管理 5.胃・十二指腸手術

胃部分切除術

著者: 池口正英1 堅野国幸1 岡淳夫1 辻谷俊一1 前田迪郎1

所属機関: 1鳥取大学医学部第1外科

ページ範囲:P.98 - P.102

文献概要

 現在では胃部分切除術は早期胃癌に対する縮小手術の一環として行われることが多く,対象症例は高齢者や心肺に合併症を有するpoor risk症例が多い.このような症例では,術後2〜3日に心肺の合併症を誘発する危険性が高いため,同期間はアラーム機能を備えたパルスオキシメーター,A-lineによる動脈圧測定,ECGによる24時間の監視システム下で患者を管理することが望ましい.このような呼吸・循環器系の連続モニターを用い,心肺の異常の早期発見に努めるべきと考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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