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文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻11号

1995年10月発行

特集 術後1週間の患者管理

Ⅱ.合併症を有する患者管理

肝炎

著者: 村上雅彦1 亀山真一郎1 草野満夫1

所属機関: 1昭和大学医学部外科

ページ範囲:P.310 - P.311

文献概要

 肝炎を合併する患者管理のポイントは,手術時期,手術法など手術の適応をいかに的確に行うかである,しかし,消化管穿孔,絞扼性イレウス,大量出血などでは手術のタイミングを逸すると致命的となり,たとえ肝炎の活動期にあっても手術に踏み切らなければならない.手術侵襲度,肝切除など肝臓に侵襲が加わる手術か否かも十分に配慮する、また,術前肝炎非合併患者に術後に肝炎類似の肝障害をみることがある.
 したがって,患者管理は術後のみならず術前から始まるわけで,ここでは周術期管理の要点について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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