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文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻11号

1995年10月発行

特集 術後1週間の患者管理

Ⅴ.術後管理に必要な基礎的知識

術後疼痛対策

著者: 牛島康栄1 朝戸裕1 原彰男1 神野浩光1 石引久弥1 橋口さおり2

所属機関: 1国立埼玉病院外科 2国立埼玉病院麻酔科

ページ範囲:P.428 - P.429

文献概要

 手術後の疼痛は,入院から退院までの経過のなかでは一部分にすぎず,また患者にとって手術をすれば痛いのは当然という考え(覚悟)のためか,医療サイドではあまり関心の高い問題ではなかった.しかし,癌性柊痛の管理がquality of lifeの観点より注目されるにつれ,術後の疼痛管理にも関心が集まっている.近年の内視鏡下外科手術導入後の普及の速さから推測すると,患者サイドの疼痛軽減の要求がいかに強いかが伺われる.
 本稿では,消化器外科における術後疼痛に対する考え方やその対策についての概略を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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