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文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻12号

1995年11月発行

文献概要

特集 消化器癌手術における皮膚切開と術野展開の工夫

胸部食道癌手術—胸骨切開を加える胸部食道癌切除術

著者: 三富利夫1 幕内博康1 町村貴郎1 水谷郷一1 島田英雄1 佐々木哲二1 田島知郎1

所属機関: 1東海大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1405 - P.1410

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 食道癌の外科的治療は歴史的に大きな流れがあり,1990年代に至るまで郭清術の拡大に向かったが,同時に侵襲を軽減する手術が模索された.診断機器についても,その能力,精度がきわめて向上したため根治性の強化を支持したが,このことは小病巣,表在癌病巣の診断,その病態の解析が進み,局所的治療を可能としつつある.しかし,本項のテーマの対象となる現在の臨床例の多くが,未だに進行癌が多いことから,胸部食道癌の進行例で,かつ頸胸腹3領域にわたる拡大郭清術式を対象とする皮切ならびに術野展開について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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