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文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻12号

1995年11月発行

文献概要

臨床報告・1

上腸間膜動脈再建を行った悪性褐色細胞腫の1治験例

著者: 小杉郁子1 浦山博1 川上健吾1 笠島史成1 原城達夫2 宮森勇2

所属機関: 1金沢大学医学部第1外科 2金沢大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1523 - P.1526

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はじめに
 褐色細胞腫は二次性高血圧の代表的疾患であり,放置すれば心不全や脳出血で死亡する危険性も大きく,また各種の内分泌疾患で神経系疾患の合併など病因論的にも興味深い腫瘍である.今回われわれは腹部大動脈前面に再発したと考えられる悪性褐色細胞腫に対し,腫瘍指出術を施行し完全切除をなしえたと思われるので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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