文献詳細
カラーグラフ 内視鏡下外科手術の最前線・12
胃・十二指腸
胃後壁側病変に対する腹腔鏡下胃全層楔状切除術
著者: 松井淳一1 尾形佳郎1 稲田高男1 菱沼正一1 神徳純一2
所属機関: 1栃木県立がんセンター外科 2総合太田病院外科
ページ範囲:P.1533 - P.1539
文献概要
われわれは,1992年8月以来,腹腔鏡下に胃全層を楔状に切除し,全操作を腹腔内で終了する腹腔鏡下胃全層楔状切除術(laparoscopic wedge—gastrectomy:LWG)を施行している.前壁側だけでなく,後壁側の病変に対してもLWGを行っている.ここでは,後壁側の病変に対するLWGについて紹介する.
掲載誌情報