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文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻13号

1995年12月発行

臨床報告・1

小腸と瘻孔を形成した悪性神経鞘腫の1例

著者: 吉田正則1 金子巌1 高橋純一1 武鑓豊文1 吉川明1 植木稠雄1

所属機関: 1公立豊岡病院外科

ページ範囲:P.1653 - P.1655

文献概要

はじめに
 悪性神経鞘腫は神経鞘に原発する悪性腫瘍であり,頭頸部や四肢の末梢神経に原発するものはしばしば認められるが,骨盤内に原発するものは比較的稀である.また,悪性神経鞘腫を術前に診断することは困難であり,術後に病理学的に診断されることが多い1).われわれは,便潜血陽性を主訴として発見された小腸と瘻孔を形成した悪性神経鞘腫を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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