文献詳細
文献概要
特集 Q & A 人工呼吸管理とベンチレータ
人工呼吸管理の実際
著者: 關野長昭1 磨田裕2
所属機関: 1横浜市立大学医学部麻酔科学教室 2横浜市立大学附属病院ICU
ページ範囲:P.301 - P.305
文献購入ページに移動気管内挿管をしない方法としては,マスクによるCPAP,最近では,nasal BiPAPが行われることがある.しかし一般的に,急性の呼吸不全に対しては気管内挿管が行われる.経口か経鼻によりチューブを気管内に留置する.気管切開は,呼吸管理が2〜3週間以上かかる場合や,意識障害などにより誤嚥の恐れが抜管後に予想される場合には積極的に行う1).
それぞれの長所,短所を表に示す.
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