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文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻4号

1995年04月発行

文献概要

臨床報告・1

発症後21日間を経過した特発性食道破裂に対し有茎大網片被覆を施行した1治験例

著者: 中野秀貴1 及能健一1 赤羽弘充2 渡辺健一2 澤田浩美2 河田聡2 新田昌弘2

所属機関: 1北海道社会事業協会帯広総合病院外科 2北海道大学医学部第1外科

ページ範囲:P.549 - P.552

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はじめに
 特発性食道破裂において,発症後の経過が長い症例では破裂部の直接縫合閉鎖の成績は不良であり,その予後は必ずしも良好ではない.われわれは,食道破裂後21日間を経過した症例に対し,破裂部の縫合閉鎖と有茎大網片被覆を行い,縫合不全もなく治癒した1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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