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シリーズ 早期癌を見直す・1 早期胃癌・2
早期胃癌診断の最前線—1)電子内視鏡による深達度と病変範囲の診断
著者: 小黒八七郎1
所属機関: 1国立がんセンター中央病院内視鏡部
ページ範囲:P.609 - P.613
文献購入ページに移動はじめに
電子内視鏡は,ファイバースコープに代わって内視鏡の主力器械になってきている.従来のファイバースコープに比較して,電子内視鏡は,臨床面においても研究面においても,ファイバースコープよりは優れたいくつかの長所がある.ここでは,主題に沿って,電子内視鏡が胃癌の深達度と病変範囲の診断になぜ有意義かについて述べるが,そのために,まず,電子内視鏡の性能がファイバースコープに比較してなぜ優れているかについて述べる.
電子内視鏡は,ファイバースコープに代わって内視鏡の主力器械になってきている.従来のファイバースコープに比較して,電子内視鏡は,臨床面においても研究面においても,ファイバースコープよりは優れたいくつかの長所がある.ここでは,主題に沿って,電子内視鏡が胃癌の深達度と病変範囲の診断になぜ有意義かについて述べるが,そのために,まず,電子内視鏡の性能がファイバースコープに比較してなぜ優れているかについて述べる.
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