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文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻5号

1995年05月発行

文献概要

臨床報告・1

肝転移巣の同時切除を施行した進行乳癌の1例

著者: 尾浦正二1 櫻井武雄1 吉村吾郎1 玉置剛司1 梅村定司1 粉川庸三1

所属機関: 1和歌山県立医科大学附属紀北分院外科

ページ範囲:P.653 - P.656

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はじめに
 大腸癌肝転移の治療には,現在積極的に切除が行われる傾向にある.しかしながら乳癌の肝転移に関しては,その予後が不良であることから,手術が治療法として選択されることはきわめて稀である.
 今回われわれは,肝転移を有する進行乳癌症例に対し,原発巣と転移巣の一期的切除を施行し良好な結果を得ている1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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