文献詳細
特集 外科臨床医のための基本手技
文献概要
胃・腸管内チューブ(チューブ)挿入の基本的方法と管理,注意事項について概説した.チューブは治療,検査の目的で日常臨床で頻繁に挿入されている.挿入経路の解剖を理解し,細心の注意をもって挿入する.特に患者との協調がスムーズな挿入には不可欠であり,事前に必要性・方法をよく説明しておく必要がある.特別な道具もなく行えるが,挿入・留置は患者にとって苦痛なものである.適応をしっかりと見定め,不要な挿入や留置は厳に慎むべきである.
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