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特集 外科臨床医のための基本手技
文献概要
外科医にとって気道を確保することは,心肺蘇生時の気道確保,麻酔時の気道確保,術後の患者管理のための気道確保と重要な基本手技である.また,近年,プレホスピタルケアの充実が叫ばれており,院外でいままで使用されていなかった様々な気道確保用のエアウェイが挿入された患者をわれわれが引き継ぐ機会が増えており,これらの器具にも正しい知識を持っておく必要がある.ここに述べる種々の方法のうち,気管内挿管は迅速に行え最も確実であるので,外科医ならずとも医師として修得しておくべき技術である.
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