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文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻6号

1995年06月発行

臨床報告・1

15年間の経過観察中に3回の穿孔性腹膜炎を発症した腸型Behçet病の1例

著者: 小林建司1 水野勇1 真下啓二1 吉田祥子2 松本美富士2 真辺忠夫1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部第1外科 2名古屋市立大学医学部第2内科

ページ範囲:P.817 - P.820

文献概要

はじめに
 Behçet病は多臓器侵襲性の原因不明の炎症性疾患で,再燃と寛解を繰り返す難治性疾患である1)が,そのなかで腸型Behçet病は特殊病型として位置づけられている2).今回われわれは,15年間の経観察中,3回の穿孔性腹膜炎を発症した腸型Behçet病を経験したので,術式などの治療法につき報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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