icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科50巻8号

1995年08月発行

文献概要

臨床報告・1

限局性壊死により穿孔した胃切除後胆石症の1例

著者: 山本隆嗣12 枝川篤永2 首藤太一1 森本義彦1 広橋一裕1 木下博明1

所属機関: 1大阪市立大学医学部第2外科 2奈良東九条病院外科

ページ範囲:P.1085 - P.1088

文献購入ページに移動
はじめに
 胃切除後の急性胆嚢炎は,胆嚢壁全体の炎症性肥厚を伴うため,術前に診断されることが多い1).今回われわれは,胃切除後の胆石合併胆嚢穿孔症例を経験したが,本例の胆嚢壁は限局性に肥厚,穿孔していたため,術前診断に苦慮した.本例をもとに,胆嚢穿孔の機序を中心に若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?