文献詳細
文献概要
シリーズ 早期癌を見直す・1 早期胃癌・5
早期胃癌の長期予後
著者: 山口俊晴1 高橋俊雄1
所属機関: 1京都府立医科大学第1外科
ページ範囲:P.1221 - P.1225
文献購入ページに移動はじめに
胃癌の中でも早期胃癌の占める割合は年々高くなり,それにつれて胃癌全体の予後も向上してきている.また,胃癌が助かる病気になりつつある現在,今までのように5年遠隔成績だけでは不十分で,より長期にわたった遠隔成績の評価が必要になってきた。本稿ではわれわれの教室で経験した早期胃癌の長期予後成績を調査することで,現在の早期胃癌治療の問題点を明らかにしたい.
胃癌の中でも早期胃癌の占める割合は年々高くなり,それにつれて胃癌全体の予後も向上してきている.また,胃癌が助かる病気になりつつある現在,今までのように5年遠隔成績だけでは不十分で,より長期にわたった遠隔成績の評価が必要になってきた。本稿ではわれわれの教室で経験した早期胃癌の長期予後成績を調査することで,現在の早期胃癌治療の問題点を明らかにしたい.
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