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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻1号

1996年01月発行

臨床報告・1

乳房顆粒細胞腫の1例

著者: 加藤俊彦1 宋博1 岩佐隆太郎1 西山典利1 木下博明2 山本隆嗣3

所属機関: 1大阪市立北市民病院外科 2大阪市立大学医学部第2外科 3大阪市立大学医学部第2病理

ページ範囲:P.119 - P.122

文献概要

はじめに
 顆粒細胞腫は皮膚・口腔に次いで乳腺に好発するといわれている3).しかし,実際に乳腺あるいは乳房に発生した顆粒細胞腫の報告例は少なく稀な疾患と考えられる.乳房に発生した顆粒細胞腫は,その臨床像が乳癌と酷似していることが多い.今回われわれは,乳癌との鑑別が困難であった顆粒細胞腫の1例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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