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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻1号

1996年01月発行

臨床報告・1

肝切除を施行したアメーバ性肝膿瘍腹腔内破裂の1例

著者: 丸尾啓敏1 川合重夫1 富永秀次1 久米進一郎1 松本正廣2 飯原久仁子3

所属機関: 1東芝病院外科 2東芝病院消化器内科 3東芝病院病理

ページ範囲:P.123 - P.127

文献概要

はじめに
 アメーバ性肝膿瘍の報告例は最近再び増加傾向にある.抗アメーバ剤,膿瘍ドレナージによる治療で経過は一般に良好であるが,膿瘍破裂による合併症を起こした場合の予後は不良のことが多い.今回われわれは,腹腔内破裂により汎発性腹膜炎をきたしたアメーバ性肝膿瘍に対し,肝切除を施行した症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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