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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻10号

1996年10月発行

特集 胃癌治療のup-to-date—機能温存手術と縮小手術

機能温存手術

膵温存手術

著者: 片井均1 丸山圭一1 笹子三津留1 佐野武1 羽田真朗1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院外科

ページ範囲:P.1269 - P.1274

文献概要

 上部,中部の胃癌では脾動脈周囲のリンパ節郭清は重要な意義を持つ.徒来はこの部を完全に郭清するために膵尾切除が一般的に行われてきたが,膵液瘻,横隔膜下膿瘍,術後糖尿病の発生率が高くなる.本術式は脾動脈を切除し,膵実質を温存することにより,根治性を損なうことなく,膵臓関連の合併症の減少,膵機能の温存を目指す方法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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