icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻10号

1996年10月発行

臨床報告・1

十二指腸球部に脱出・嵌頓し吐血を伴ったBorrmann 1型胃癌の1例

著者: 工藤通明1 長町幸雄1 田中尊臣2 松本正2 松本郷3

所属機関: 1群馬大学医学部第1外科 2松本病院外科 3松本病院内科

ページ範囲:P.1351 - P.1354

文献概要

はじめに
 胃の悪性隆起性病変が,幽門輪を越えて十二指腸内に脱出する症例は比較的少なく,文献上42例の報告があるにすぎない1,2)
 今回われわれは,胃前庭部のBorrmann 1型胃癌が十二指腸に嵌入し,幽門狭窄症状と吐血を伴った症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら