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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻11号

1996年10月発行

文献概要

特集 術前ワークアップマニュアル—入院から手術当日までの患者管理 Ⅱ.特殊な病態の術前患者管理 3.消化管系

イレウス

著者: 藤崎真人1 平畑忍1 前田大1 長谷川博俊1 和田徳昭1 小島由光1 滝沢健次郎1 関根和彦1

所属機関: 1足利赤十字病院外科

ページ範囲:P.345 - P.346

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 外科的治療が必要とされる機械的イレウスは,閉塞部位により小腸イレウスと大腸イレウスに,また,閉塞の状態により単純性と複雑性(絞扼性)に大別される.それぞれに病態が違うので一概には論じられないが,大腸イレウスは閉塞性腸炎や敗血症を併発して重篤化することがあり,より素早い対応が必要である.また,小腸イレウスでは絞扼性か否かを判断することが非常に重要で,診断の遅れは時として重大な結果をもたらすことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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