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特集 術前ワークアップマニュアル—入院から手術当日までの患者管理 Ⅱ.特殊な病態の術前患者管理 4.肝・胆道系
肝硬変
著者: 平岡武久1
所属機関: 1熊本大学医学部第1外科
ページ範囲:P.349 - P.351
文献購入ページに移動はじめに
肝硬変患者に手術を行う場合には,とりわけ細心な配慮が要求される.肝硬変患者には,各種重要な生命維持に必要な機能低下がみられ,手術のリスクが高いことが知られており,また術後肝不全が起きたら,その根本的治療は現状ではない.そこで,術前肝機能を十分に評価することは,きわめて重要である.
肝硬変患者において,肝切除を行う場合と肝切除以外の手術を行う場合があり,前者の場合には,特に肝機能の評価を厳密に行う必要がある.
肝硬変患者に手術を行う場合には,とりわけ細心な配慮が要求される.肝硬変患者には,各種重要な生命維持に必要な機能低下がみられ,手術のリスクが高いことが知られており,また術後肝不全が起きたら,その根本的治療は現状ではない.そこで,術前肝機能を十分に評価することは,きわめて重要である.
肝硬変患者において,肝切除を行う場合と肝切除以外の手術を行う場合があり,前者の場合には,特に肝機能の評価を厳密に行う必要がある.
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