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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻11号

1996年10月発行

文献概要

特集 術前ワークアップマニュアル—入院から手術当日までの患者管理 Ⅱ.特殊な病態の術前患者管理 4.肝・胆道系

肝硬変

著者: 平岡武久1

所属機関: 1熊本大学医学部第1外科

ページ範囲:P.349 - P.351

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はじめに
 肝硬変患者に手術を行う場合には,とりわけ細心な配慮が要求される.肝硬変患者には,各種重要な生命維持に必要な機能低下がみられ,手術のリスクが高いことが知られており,また術後肝不全が起きたら,その根本的治療は現状ではない.そこで,術前肝機能を十分に評価することは,きわめて重要である.
 肝硬変患者において,肝切除を行う場合と肝切除以外の手術を行う場合があり,前者の場合には,特に肝機能の評価を厳密に行う必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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