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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻11号

1996年10月発行

文献概要

特集 術前ワークアップマニュアル—入院から手術当日までの患者管理 Ⅲ.注意すべき状態の術前患者管理

妊娠中の患者

著者: 久保田俊郎1 麻生武志1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.401 - P.402

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はじめに
 妊娠中の患者を手術する際には,妊娠そのものによる生理的変化と妊娠子宮の影響,さらに胎児への影響を考慮しなければならない.したがって,原疾患の危険状態に対する母体への緊急度,手術の必要性,妊娠時期,母児の予後などについて,外科医と産婦人科医との間で十分協議することが大切となる.また,術前検査についても慎重に施行されるべきであり,特に産科的なものも含めた厳重な系統的診察が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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