icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻12号

1996年11月発行

臨床報告・1

高アミラーゼ血症を契機に発見された膵転移を伴う腎細胞癌の1切除例

著者: 杉原重哲1 小原井朋成1 金子隆幸1 江上哲弘1 小田芳郎2 小野恭平3

所属機関: 1社会保険下関厚生病院外科 2社会保険下関厚生病院泌尿器科 3社会保険下関厚生病院消化器科

ページ範囲:P.1499 - P.1502

文献概要

はじめに
 腎細胞癌は肺,肝,骨などへの血行性転移は比較的容易に来たすが,膵への転移は稀である1).最近われわれは,検診にて高アミラーゼ血症を指摘され,精査ののち膵転移を来たした腎細胞癌と診断され,手術を施行した1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら