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特集 大災害に対する外科医の備え
文献概要
大規模災害時における救助・救急活動は災害医療との連続性が不可欠である.具体的には,現場拠点の設営,トリアージ,応急手当(医師および住民との連携),傷病者の搬送(①現場近くのトリアージポストと応急処置が可能な被災地域内の医療機関との間のピストン搬送,②応急処置を行う被災地域内の医療機関と本格的治療を行う後方医療機関との間のピストン搬送(ヘリ,救急自動車,バス等による)等を円滑に実施しなければならない.
そのためには,平素において,災害現場における要救助者の検索・救助と災害医療の連携システムの確立とその訓練,応急手当等の技術を有する住民との協力体制の確立とその訓練,さらに,ヘリコプターによる救急業務の本格的実施が必要である.
そのためには,平素において,災害現場における要救助者の検索・救助と災害医療の連携システムの確立とその訓練,応急手当等の技術を有する住民との協力体制の確立とその訓練,さらに,ヘリコプターによる救急業務の本格的実施が必要である.
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