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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻2号

1996年02月発行

文献概要

臨床報告・1

横隔膜弛緩症に合併した胃軸捻転症の1例

著者: 北山佳弘1 金昌雄1 大橋秀一2 余田洋右2

所属機関: 1白鷺病院外科 2宝塚市立病院外科

ページ範囲:P.253 - P.257

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はじめに
 横隔膜弛緩症は,横隔膜が弛緩して胸腔内に著しく挙上した状態を指し,しばしば胃の軸捻転を伴う1).このことは,上部消化管造影の普及で,小児例を含めると現在まで多くの報告をみるようになった2).今回われわれは,後天的に発生した横隔膜弛緩症に胃軸捻転を合併し,外科的治療を行った症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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