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文献概要
カラーグラフ 内視鏡下外科手術の最前線・15 胃・十二指腸
腹腔鏡下胃内手術
著者: 大橋秀一1
所属機関: 1宝塚市立病院外科
ページ範囲:P.269 - P.274
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近年,外科領域において腹腔鏡あるいは胸腔鏡などの内視鏡を用いた手術の普及がめざましい.その最大の理由は,手術侵襲がきわめて少なく術後疼痛も軽減するため,早期回復,早期退院が可能となるためである.
われわれは1990年春以来,本邦において内視鏡下外科手術をいち早く導入し,胆嚢摘出術のみならず種々の消化管手術にこれを応用している.本稿では,われわれが独自に開発した腹腔鏡下胃内手術1-4)(Laparoscopic Intra-gastric Surgery:LIGS)を解説すると共に,新しく考案した改良法についても述べてみたい.
近年,外科領域において腹腔鏡あるいは胸腔鏡などの内視鏡を用いた手術の普及がめざましい.その最大の理由は,手術侵襲がきわめて少なく術後疼痛も軽減するため,早期回復,早期退院が可能となるためである.
われわれは1990年春以来,本邦において内視鏡下外科手術をいち早く導入し,胆嚢摘出術のみならず種々の消化管手術にこれを応用している.本稿では,われわれが独自に開発した腹腔鏡下胃内手術1-4)(Laparoscopic Intra-gastric Surgery:LIGS)を解説すると共に,新しく考案した改良法についても述べてみたい.
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