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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻4号

1996年04月発行

特集 術後感染症—予防と治療の実際

術後の中心静脈カテーテル感染症—予防と治療の実際

著者: 小無田興1 兼松隆之1

所属機関: 1長崎大学医学部第2外科

ページ範囲:P.451 - P.454

文献概要

 中心静脈栄養中の発熱はしばしば経験され,ほかに感染巣がない場合はカテーテル感染を疑い,ただちにカテーテルを抜去する,抜去後数日以内に下熱をみた場合はカテーテル感染症と診断できる.カテーテル感染症の予防のためには,感染経路に応じた対策を講じるとともに,risk factorを明らかにすることが必要である.本稿では,外科医が臨床の場で最も遭遇することが多い術後の中心静脈カテーテル感染症を中心に,教室における症例を含め検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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