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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻4号

1996年04月発行

文献概要

臨床研究

特発性血小板減少性紫斑病に対する摘脾術の効果

著者: 田中恒夫1 真次康弘1 小出圭1 三浦義夫1 市場康之1 土肥雪彦1

所属機関: 1広島大学医学部第2外科

ページ範囲:P.489 - P.491

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はじめに
 特発性血小板減少性紫斑病(idiopathic throm-bocytopenic purpura:ITP)に対する摘脾術は70〜80%に効果が認められており1-8),有効な治療法の1つとして確立されている.しかし,術前にその効果を予測することは現在でも困難であり,手術適応を決める際の問題点の1つである.筆者らは,当科におけるITPに対する摘脾症例について,特にその術前における摘脾の効果の予測について検討し,スコアー化を試みたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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