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臨床研究
特発性血小板減少性紫斑病に対する摘脾術の効果
著者: 田中恒夫1 真次康弘1 小出圭1 三浦義夫1 市場康之1 土肥雪彦1
所属機関: 1広島大学医学部第2外科
ページ範囲:P.489 - P.491
文献購入ページに移動特発性血小板減少性紫斑病(idiopathic throm-bocytopenic purpura:ITP)に対する摘脾術は70〜80%に効果が認められており1-8),有効な治療法の1つとして確立されている.しかし,術前にその効果を予測することは現在でも困難であり,手術適応を決める際の問題点の1つである.筆者らは,当科におけるITPに対する摘脾症例について,特にその術前における摘脾の効果の予測について検討し,スコアー化を試みたので報告する.
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