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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻4号

1996年04月発行

臨床研究

Buerger病の膝窩動脈分枝の閉塞に対する自家遊離大網移植術と後脛骨静脈のarteriovenous reversal術の成績に関する比較検討

著者: 陳立章1

所属機関: 1中国煤炭工業部総病院外科

ページ範囲:P.493 - P.497

文献概要

はじめに
 Buerger病は末梢血管に好発し,わが国では頻度の高い疾患であるが,その病因はなお明らかではない.特に膝窩動脈分枝の閉塞の治療は多くの困難な問題を含んでいる1,2).筆者は1982年より1987年までの期間に膝窩動脈分枝の閉塞に対して,顕微鏡下における自家遊離大網移植術を36例に施行した.1987年より1989年までの期間には,同疾患に対して顕微鏡下における後脛骨静脈のarteriovenous reversal術(後脛骨静脈の動脈化術)を32例に施行した.術後それぞれ7年以上と5年以上の追跡調査を行い,良好な成績を得た.
 本稿では,2つの術式と成績について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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