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臨床研究
Buerger病の膝窩動脈分枝の閉塞に対する自家遊離大網移植術と後脛骨静脈のarteriovenous reversal術の成績に関する比較検討
著者: 陳立章1
所属機関: 1中国煤炭工業部総病院外科
ページ範囲:P.493 - P.497
文献概要
Buerger病は末梢血管に好発し,わが国では頻度の高い疾患であるが,その病因はなお明らかではない.特に膝窩動脈分枝の閉塞の治療は多くの困難な問題を含んでいる1,2).筆者は1982年より1987年までの期間に膝窩動脈分枝の閉塞に対して,顕微鏡下における自家遊離大網移植術を36例に施行した.1987年より1989年までの期間には,同疾患に対して顕微鏡下における後脛骨静脈のarteriovenous reversal術(後脛骨静脈の動脈化術)を32例に施行した.術後それぞれ7年以上と5年以上の追跡調査を行い,良好な成績を得た.
本稿では,2つの術式と成績について述べる.
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