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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻4号

1996年04月発行

外科医の工夫

Shouldering Rodの試作—中心静脈栄養および持続点滴時の点滴持ち運びの工夫

著者: 木村正美1 下川恭弘1 廣瀬幸治1 村中孝浩1 岩井顯1 上村邦紀1

所属機関: 1人吉総合病院外科

ページ範囲:P.523 - P.525

文献概要

はじめに
 近年の消化器外科における栄養管理の成功の一因として,中心静脈栄養(TPN)の出現を挙げることができる.最近では,制癌剤の持続点滴静注の機会も増加し,さらにTPNを行う症例が増えてきている.このような症例のなかで,比較的状態のよい患者は病院内を点滴スタンドを押しながら歩行するが,施設によっては建物の構造上,点滴スタンドで移動するのに不都合な点も多い.
 このような問題点を解決するために,点滴を持ち運ぶ棒(shouldering rod)を考案したので紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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