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特集 肛門疾患診療のポイント—エキスパート17人のノウハウ
裂肛手術—LSIS法(側方皮下内括約筋切開術)の実際
著者: 家田浩男1
所属機関: 1家田病院
ページ範囲:P.596 - P.597
文献購入ページに移動 慢性裂肛の手術は,後方括約筋切開ドレナージ術,皮膚弁移動術(sliding skin graft:SSG)が主に行われてきたが,両術式の欠点を補う側方皮下内括約筋切開術(lateral subcutaneous internal sphincterotomy:LSIS)が最近では主流になりつつある.この術式は簡便で多くの慢性裂肛が適応になる優れた術式である.本稿では慢性裂肛に対するNotarasのLSISの適応,ポイント,手技上のコツ,手術,ピットフォールなどについて解説する.
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