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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻5号

1996年05月発行

文献概要

特集 肛門疾患診療のポイント—エキスパート17人のノウハウ

肛門手術後処置のノウハウ

著者: 竹馬浩1 瀧上隆夫1 嶋村廣視1 根津真司1 竹馬彰1 八岡英夫1 松田浩明1

所属機関: 1チクバ外科・胃腸科・肛門科病院

ページ範囲:P.612 - P.615

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 肛門は放庇や排便などで安静が得がたく,かつ糞便による汚染が繰り返されるので,一般外科手術後処置と同じ考え方をしないほうがよい.肛門は血流がよく,感染にも強いので,創に緊張が加わらない手術,ドレナージのよい創をつくるように心掛ければ,比較的よく治る.往時,アヘンチンキで排便抑制をしたり,食事制限や手術後創の消毒をしていたのがなつかしくさえ思える.以下にわれわれが行っている創処置,洗浄,疼痛,出血対策などについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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