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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻6号

1996年06月発行

特集 外科医に必要な整形外科の知識

Ⅰ.骨・関節外傷の初期治療

3.上腕骨の骨折,前腕骨の骨折

著者: 内田毅1 熊野潔1

所属機関: 1関東労災病院整形外科

ページ範囲:P.699 - P.706

文献概要

 上肢の骨折は日常診療でよく遭遇する外傷である.下肢の骨折に比較して血管・神経損傷を合併していることが多く,骨折部のみに注意を奪われずに周囲の軟部組織にも十分に配慮して診察する必要がある.上肢の骨折の治療はギプスなどの保存的治療により対処できるが,同時に上肢の機能回復や理学療法をも考慮しなければならない.初期治療においては,1つの治療法にこだわらず患者サイドの因子も十分に考慮して,それに合った適切な治療法を選択すべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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