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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻6号

1996年06月発行

文献概要

特集 外科医に必要な整形外科の知識 Ⅰ.骨・関節外傷の初期治療

5.膝関節の外傷,足関節の外傷

著者: 井上雅裕1 米延策雄2

所属機関: 1関西労災病院スポーツ整形外科 2大阪大学医学部整形外科

ページ範囲:P.713 - P.717

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 膝関節と足関節はスポーツや交通事故などで損傷されやすい部位であるが,これらの関節外傷に関する診断と治療の概念は関節鏡やMRI検査の発達によって近年著しく変化した.とくに,従来より「捻挫」「膝内障」などと呼称されていた関節の軟部組織損傷に関する知見が広がり,その治療の進歩にも目覚ましいものがみられる.本稿では,日常診療において比較的頻度が高くみられる膝および足関節の外傷で重要なものを取り上げ,その注意点を概説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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