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特集 外科医に必要な整形外科の知識 Ⅲ.外来診療のポイント
7.外反母趾
著者: 宮永将毅1 佐々木孝1
所属機関: 1済生会神奈川県病院整形外科
ページ範囲:P.765 - P.768
文献購入ページに移動 外反母趾の手術療法を行う際には,1つの方法ですべてに対応するのではなく,各病態に応じた手術法を選択する必要がある.われわれは,中等度までの変形にはMitchell変法を,高度な症例にMann法に準じた近位楔状骨切り術を行い良好な成績を得ている.比較的安定した成績のMitchell変法では高度な変形の矯正は困難であり,矯正力に優れた近位楔状骨切り術では侵襲が大きいという問題もあり,各術式の長所,短所をよく踏まえたうえで選択することが重要である.
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