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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻6号

1996年06月発行

文献概要

臨床報告・1

血清CEAが高値を示した早期胃癌の1例

著者: 竹元伸之1 佐藤元美2 及川雄悦2 若林邦夫3 宮田道夫4

所属機関: 1国保藤沢町民病院外科 2国保藤沢町民病院内科 3同愛記念病院外科 4自治医科大学大宮医療センター外科

ページ範囲:P.799 - P.802

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はじめに
 血清carcinoembryonic antigen(以下,CEA)は,胃癌や大腸癌などの消化器の腫瘍マーカーとして広く用いられているが,早期癌で上昇を認めることは稀である.今回われわれは,深達度がsmでCEA 36.2 ng/mlと高値を示し,術後正常化した早期胃癌を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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