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臨床報告・1
鎖骨下静脈狭窄に対し経皮経管的血管形成術(PTA)が有効であった1例
著者: 木村圭一1 井戸弘毅1 本多桂1 利光鏡太郎1 鈴木高1
所属機関: 1名古屋徳洲会総合病院外科
ページ範囲:P.1073 - P.1075
文献購入ページに移動血液透析のblood accessとしてカテーテルを用いる方法は,他の方法に比べて容易かつ確実であり,特に急性腎不全の透析導入に際して利用されている.しかし,様々な合併症の報告もみられ,その一つとして鎖骨下静脈をカテーテル挿入部位として使用した後に生じる鎖骨下静脈の狭窄がある1,2).その治療法としては手術3,4),経皮経管的血管形成術(percutaneous tansluminal angio-plasty,以下PTA)5,6),ステント挿入7,8)等が報告されている.今回我々はPTAの手法を用いた鎖骨下静脈狭窄の1治療例を経験したので報告する.
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