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文献詳細

雑誌文献

臨床外科51巻9号

1996年09月発行

文献概要

特集 急性腹症—画像診断から初期治療まで

消化管出血と画像診断

著者: 大谷吉秀1 熊井浩一郎2 橋本統3 石塚裕人1 林憲孝1 久保田哲朗1 北島政樹1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部外科 2慶應義塾大学医学部内視鏡センター 3慶應義塾大学医学部放射線診断科

ページ範囲:P.1115 - P.1119

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 緊急処置を要する消化管出血は広義の急性腹症に含まれる.吐血や下血といった出血の臨床症状が認められるまでにすでに多量の出血を伴っていることが多い.また高齢者や他の合併症疾患を伴う症例も少なくなく,全身状態の把握,ショックに対する治療,内視鏡やinterventional radiol-ogyによる的確な出血源の検索と原因疾患の診断,治療方針の決定など救命を念頭においた迅速な対応が求められる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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