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臨床報告・1
小児腸間膜裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスの1例
著者: 大畠雅之1 黒崎伸子1 久松貴1 芦塚修一1 綾部公懿1
所属機関: 1長崎大学医学部第1外科
ページ範囲:P.1363 - P.1366
文献購入ページに移動腸間膜の異常裂孔に腸管が嵌入する腸間膜裂孔ヘルニア(以下,本症)は比較的稀な疾患である.急激に発症し,また術前診断が困難で開腹時に腸切除を余儀なくされることが多い.今回筆者らは,小腸腸間膜裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスで小腸大量切除を必要とした小児の1例を経験したので報告する.
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