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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻10号

1997年10月発行

文献概要

臨床報告・1

小児腸間膜裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスの1例

著者: 大畠雅之1 黒崎伸子1 久松貴1 芦塚修一1 綾部公懿1

所属機関: 1長崎大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1363 - P.1366

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はじめに
 腸間膜の異常裂孔に腸管が嵌入する腸間膜裂孔ヘルニア(以下,本症)は比較的稀な疾患である.急激に発症し,また術前診断が困難で開腹時に腸切除を余儀なくされることが多い.今回筆者らは,小腸腸間膜裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスで小腸大量切除を必要とした小児の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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