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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻11号

1997年10月発行

文献概要

特集 外来診療・小外科マニュアル Ⅱ.頭部・顔面・口腔・咽頭

15.口腔・咽頭魚骨異物

著者: 田部哲也1

所属機関: 1防衛医科大学校耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.52 - P.53

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疾患の概念
 口腔の魚骨異物は発見が容易で摘出に苦慮することはなく,またほとんどの場合患者自身が触知し除去できるため,受診することも稀である.本稿では咽頭の魚骨異物について述べる.咽頭異物は,年齢的には10歳前後と40歳前後にピークがあるとされ,部位としては口蓋扁桃が最も多く,ついで舌根部とされている.異物の種類は魚骨がほとんどで,魚の種類には地域によって特徴がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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