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特集 外来診療・小外科マニュアル Ⅱ.頭部・顔面・口腔・咽頭
15.口腔・咽頭魚骨異物
著者: 田部哲也1
所属機関: 1防衛医科大学校耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.52 - P.53
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口腔の魚骨異物は発見が容易で摘出に苦慮することはなく,またほとんどの場合患者自身が触知し除去できるため,受診することも稀である.本稿では咽頭の魚骨異物について述べる.咽頭異物は,年齢的には10歳前後と40歳前後にピークがあるとされ,部位としては口蓋扁桃が最も多く,ついで舌根部とされている.異物の種類は魚骨がほとんどで,魚の種類には地域によって特徴がある.
口腔の魚骨異物は発見が容易で摘出に苦慮することはなく,またほとんどの場合患者自身が触知し除去できるため,受診することも稀である.本稿では咽頭の魚骨異物について述べる.咽頭異物は,年齢的には10歳前後と40歳前後にピークがあるとされ,部位としては口蓋扁桃が最も多く,ついで舌根部とされている.異物の種類は魚骨がほとんどで,魚の種類には地域によって特徴がある.
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