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特集 外来診療・小外科マニュアル Ⅱ.頭部・顔面・口腔・咽頭
18.舌小帯短縮症,舌癒着症
著者: 古賀慶次郎1
所属機関: 1東海大学医学部耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.58 - P.59
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本症は先天的に舌の下面が口腔底と癒合し,遊離が不十分な状態をいう.
その程度はさまざまで,成長して自発的に舌を口腔外に突出できるようになった段階で,舌が全く門歯を越えない高度のもの,短い舌小帯が舌先端近くまで付着して,舌がかろうじて門歯上に達することができる中等度のもの,舌は門歯を越えるが,上唇に達しない軽度のものなどである.
本症は先天的に舌の下面が口腔底と癒合し,遊離が不十分な状態をいう.
その程度はさまざまで,成長して自発的に舌を口腔外に突出できるようになった段階で,舌が全く門歯を越えない高度のもの,短い舌小帯が舌先端近くまで付着して,舌がかろうじて門歯上に達することができる中等度のもの,舌は門歯を越えるが,上唇に達しない軽度のものなどである.
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