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文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻11号

1997年10月発行

特集 外来診療・小外科マニュアル

Ⅱ.頭部・顔面・口腔・咽頭

19.味覚障害

著者: 池田稔1 生井明浩

所属機関: 1日本大学医学部耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.60 - P.61

文献概要

疾患の概念
 味覚障害の受診例は50〜60歳代にピークを示す.受診例の男女比は2:3で女性が多い.各年代の人口構成を考慮して検討すると,味覚障害が高齢者で顕著に増加する疾患であることがわかる1)
 味覚障害は単なる症状でありその原因は様々である.その原因を表に示した.他疾患に対する服用薬剤を原因とした薬剤性味覚障害が最も多く,亜鉛欠乏性味覚障害,特発性味覚障害,内科的な全身疾患を原因としたものなどがそれに続く2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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