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特集 外来診療・小外科マニュアル Ⅱ.頭部・顔面・口腔・咽頭
37.下顎骨骨折
著者: 鈴木正志1
所属機関: 1大分医科大学耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.102 - P.104
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下顎骨骨折は下顎骨に強い外力が加わることにより起こり,咬合不全,開口・閉口不全のために咀嚼や構音などの障害をきたす外傷性疾患である.加療する診療科によりその頻度は異なるが,耳鼻咽喉科においては顎顔面骨骨折の中で鼻骨骨折,頬骨骨折,眼窩吹き抜け骨折,上顎骨骨折などに次ぐ順となっている.単骨折のことも複数の骨折のこともあり,また他の顔面骨骨折も併存していることもある.
下顎骨骨折は下顎骨に強い外力が加わることにより起こり,咬合不全,開口・閉口不全のために咀嚼や構音などの障害をきたす外傷性疾患である.加療する診療科によりその頻度は異なるが,耳鼻咽喉科においては顎顔面骨骨折の中で鼻骨骨折,頬骨骨折,眼窩吹き抜け骨折,上顎骨骨折などに次ぐ順となっている.単骨折のことも複数の骨折のこともあり,また他の顔面骨骨折も併存していることもある.
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