icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科52巻11号

1997年10月発行

文献概要

特集 外来診療・小外科マニュアル Ⅱ.頭部・顔面・口腔・咽頭

37.下顎骨骨折

著者: 鈴木正志1

所属機関: 1大分医科大学耳鼻咽喉科

ページ範囲:P.102 - P.104

文献購入ページに移動
疾患の概念
 下顎骨骨折は下顎骨に強い外力が加わることにより起こり,咬合不全,開口・閉口不全のために咀嚼や構音などの障害をきたす外傷性疾患である.加療する診療科によりその頻度は異なるが,耳鼻咽喉科においては顎顔面骨骨折の中で鼻骨骨折,頬骨骨折,眼窩吹き抜け骨折,上顎骨骨折などに次ぐ順となっている.単骨折のことも複数の骨折のこともあり,また他の顔面骨骨折も併存していることもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?